称号に偉大が付く人物
称号に偉大が付く人物(しょうごうにいだいがつくじんぶつ)とは、歴史上で偉大な業績を挙げたと評価される人物として、通常、その称号に英語でThe Great、日本語で大が付けられる人物である。大帝、大王、大教皇、その他日本語ではポピュラーではないが、大公爵、大伯爵という例もある。また、英語でThe Magnificentが付く人物もほぼ同様の意味である。
これらの評価は主にその人物の国における評価であり、必ずしも国際的に認知されているとは限らない。また、名君とは違い、領土を拡張した人物に与えられることが多く、自国では英雄でも周りの国からは侵略者と見られることも多い。
以下の分類は便宜的なものであり、その人物が帝、王、公と呼ばれるべきか異論のあるものもある。
目次 |
大帝
- アクバル(ムガル帝国)
- エカチェリーナ2世(ロマノフ朝)
- カール大帝(フランク王国)
- コンスタンティヌス1世(ローマ帝国)
- チンギス・ハーン(モンゴル帝国)
- イヴァン3世(モスクワ大公国)
- ユスティニアヌス1世(東ローマ帝国)
- モクテスマ1世(アステカ帝国)
- ナポレオン・ボナパルト(フランス第一帝政)
- オットー1世 (神聖ローマ皇帝)
- ピョートル1世(ロマノフ朝)
- シメオン1世(ブルガリア帝国)
- スレイマン1世(オスマン帝国)
- テオドシウス1世(ローマ帝国)
- 禹(五帝)
- 明治天皇(日本)
大王
ヨーロッパ
- アラリック1世(西ゴート王国)
- アレクサンドロス3世(アレクサンドロス大王国)
- アルフレッド大王(ウェセックス王)
- Alfonso III of León(レオン王国)
- クヌーズ1世(北海帝国)
- ボレスワフ1世 (ポーランド王)
- カジミェシュ3世 (ポーランド王)
- フリードリヒ2世 (プロイセン王)
- グスタフ2世アドルフ (スウェーデン王)
- アンリ4世 (フランス王)
- ジョアン1世 (ポルトガル王)
- ラヨシュ1世(ハンガリー王)
- ルイ14世 (フランス王)
- ペドロ3世 (アラゴン王)
- Sancho III of Navarre(ナバラ王国)
- Stephen III of Moldavia(モルドバ)
- テオドリック(東ゴート王国)
中東
- アッバース1世(サファーヴィー朝)
- アンティオコス3世(セレウコス朝)
- 大キュロス(アケメネス朝)
- ダレイオス1世(アケメネス朝)
- ヘロデ大王(ユダヤ王)
- Karim Khan(イラン)
- ミトラダテス2世(パルティア王)
- ミトリダテス6世(ポントス王国)
- ラムセス2世(古代エジプト)
- レザー・パフラヴィー(パフラヴィー朝)
- シャープール2世(サーサーン朝)
- サルゴン (アッカド王)
- ティグラネス2世(アルメニア王)
- クセルクセス1世(アケメネス朝)
南アジア
東アジア
北・南米
大教皇
その他
- アルベルトゥス・マグヌス(キリスト教神学者)
- Anthony the Great(聖人)
- Hanno the Great(カルタゴ貴族)
- Llywelyn the Great(グウィネズ公)
- グナエウス・ポンペイウス(共和政ローマ将軍)
- Prokop the Great(ヒッタイト将軍)
- Rhodri the Great(ウェールズ)
- カイサリアのバシレイオス(聖人)
- ロレンツォ・デ・メディチ(フィレンツェ僭主)
- William V of Aquitaine(アキテーヌ公)
- Theobald II of Champagne(シャンパーニュ伯)